スマイリーと仲間たち (ハヤカワ文庫 NV (439))

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本棚登録 : 194
レビュー : 21
制作 : 村上 博基 
jin2011mayamaさん  未設定  読み終わった 

 20数年ぶりの再読! ある意味“苦行”と言われたスマイリー三部作のフィナーレにして、スマイリーシリーズの最高傑作!
 とにかく、メリハリ、サプライズ、そしてカタルシスがないのに、物語を読み進める内にじわじわと滋味が溢れてくる。それは淡々ではなく粛々という印象。
 読書の魅力は、年を経て再読するとそれまでの印象がガラッと変わるところ。だが、この作品は意外なほど変わらない印象。それは、私が未熟なだけか……。
 
 カタルシスはないと書いたが、ラストの雪のベルリンのシーンは、過去に読んだ全てのスパイ小説の中で最も美しく胸を打つ場面だった。暫く目を閉じずにはいられなかった。

レビュー投稿日
2011年1月9日
読了日
2011年1月9日
本棚登録日
2011年1月9日
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