エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ (MF文庫J)

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本棚登録 : 72
レビュー : 9
著者 :
制作 : 汐山このむ 
豆腐戦士さん  未設定  読み終わった 

マリスと呼ばれる正体不明の巨大生命体に侵略を受ける人類、ヘキサと呼ばれ生贄として狙われる少年少女達が戦いを強いられるような過酷な世界にアニメキャラと酷似した少年と戦闘機が現れるというロボットモノ、文章力の低さだけが残念。

私は所謂ロボットの類はとても好きでして
エヴァとマブラヴとガンパレ足したような何かありそうな世界観ではありますがそこにスーパーロボットなアニメキャラが召喚されるという設定も悪くはなく後半の熱い展開も上々、長谷川裕一的なスパロボを持ってくる辺りは中々面白い。漫画的な表現をしている作中イラストもラノベという媒体の強みを生かした表現技法ですし、クオリティも高くむしろ個人的には実に良いと思います。

ただそれ以外は全てイマイチ。まず作者の文章力が拙く 似たような表現が多かったりします。某密林さんでもディスられていましたが、そこに加え戦騎装が~戦騎装が~みたいな。後は描写不足でイメージが湧き辛かったり、おかげで戦闘描写やロボ描写は文章だけではサッパリです。それと全体として書くべき所が抜け落ちてるような印象を受ける文章であったりします。例を挙げればヒロインの外見的特徴が金髪、見た目は13~14くらいの歳の頃、巨乳などそうした説明が断片的に書かれるので、読んでる側としては分かりづらいです。というか葵さんに関しては描写あったっけな…?ストーリーの展開も終盤の流れこそ良いんですが他にもう少し…という点が多かったりします。ネイバーとかマリスとか、解明されてない謎ギミックを許容しておいて、主人公は重度のアニメオタク扱いってのはなー。


次にキャラ描写がちょっと、仮にも命を救ってくれた人間を嘲笑していたり、
クールなんだけどオタクというギャップ萌え司令官、みたいなキャラだと思ったら露悪趣味な面を覗かせたり、最期に主人公がドヤ顔無双するためのタメなんでしょうけども、こう無駄に悪印象を抱かせるような所が多かったりするのは何だかなぁと。

この作品は確かイラストが豪華、というような宣伝文句があったような気がしますが、成程全くその通りです。正直そうした視覚面での補助が無いと厳しい作品。ただライトノベルはそういった絵も魅力の一つなのでまぁそう考えるとトントンかもしれませんが。この先作者の文章力が向上するようなら読みたい気もします

レビュー投稿日
2016年9月1日
読了日
2016年9月1日
本棚登録日
2016年9月1日
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