深川二幸堂 菓子こよみ (だいわ文庫 I361-1)

著者 :
  • 大和書房 (2017年11月11日発売)
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感想 : 39
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内容(「BOOK」データベースより)

「餡子だけじゃつまらねぇ。菓子を作れよ、孝次郎―」深川で菓子屋「二幸堂」を始めた兄・光太郎と弟・孝次郎。ほんのり甘酒香る薄皮饅頭「斑雪」、桜の花弁を模した上生菓子「恋桜」、黄身餡が贅沢な「天道」と十四夜の月の如く控えめな甘さの「幾望」、柳の青葉が風情涼やかな錦玉羹「春の川」、薄紅色の白餡大福「紅福」。―不器用な職人・孝次郎の作るとびきりの菓子が、人と人を繋げ、出会いをもたらし、ささやかな幸福を照らし出す―。江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、つたない恋。兄弟の絆と店を支える人々の温かさに心震える珠玉の時代小説!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2018年7月14日
読了日 : 2018年7月18日
本棚登録日 : 2018年7月14日

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