扱っている内容は興味深いが、個人的に理解が追いつかなかったという点で、この評価。結局何が言いたいんだかよくわからなかったのは、以下を見て納得。
・もし君のように言うなら、未来の<<私>>なんて、つねに自分によく似ただけの他人にすぎないんだよ。そいつが本当に<<私>>であるか、それとも<<私>>でないか、なんて、二つの別の事実なんかないんだよ。
・ぼくの問いたい問題といまのところ考えられる議論とを、きみたち複数の人物の対立する主張に分散させて、ぼくが何か特定の主張をしているのではないことを際立たせたく思ったんだよ。だから、対立しているかに見えるすべての発言が、言ってみれば、ぼくの主張なんだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
宗教・哲学
- 感想投稿日 : 2017年8月27日
- 読了日 : 2017年8月27日
- 本棚登録日 : 2017年8月18日
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