Waiting For the Barbarians

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本棚登録 : 2
レビュー : 1
著者 :
johnnycakeさん Novel   読み終わった 

大国の辺境で原住民とそれなりに交流していた町に軍隊がやってきて、原住民との関係が一変する。語り手である判事は、軍隊の野蛮さや原住民の取り扱いに違和感を抱いているが表立って軍隊に反発はできない。この年老いた判事は、多くの普通の人を代表している。権力をかさに着て原住民を抑圧してはいないけれど、原住民のほうに寄り添っているわけでもない。結局は帝国の影で自分の都合のいいように生きているだけなのだ。作家の出身地である南アフリカを思いながら読んだが、これはどんな時代のどんな場所にでも当てはまる物語だ。

レビュー投稿日
2018年8月9日
読了日
2018年8月9日
本棚登録日
2018年7月25日
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