ロマンス部門に入れられているらしい本書だが、80年前に書かれたとは思えないくらい現代的な話。語り手であるMaximの後妻として入った若い女性は、保守的な昔かたぎの女性だが、亡くなった前妻のRebeccaは自由奔放で、この物語の中心人物とも言える。流れるような文章で、美しいコーンウォールの情景を描きながら、内容はかなり暗い。最後4/1ほどが特に先が見えず面白かった。Sally Beaumanによる後書きも一読の価値あり。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Classic
- 感想投稿日 : 2018年6月21日
- 読了日 : 2018年6月17日
- 本棚登録日 : 2018年6月11日
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