スヌーピーたちの性格心理分析 (KODANSHA SOPHIA BOOKS 魂 2-1)

  • 講談社 (1998年3月1日発売)
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本棚登録 : 143
感想 : 14

 『ピーナッツ』の仲間たちのことがよく分かっている人には、相当楽しめる本だと思いますが、そうでない人も、漫画が引用されていますので、それを見ながら読み進めれば、それなりに奥の深い世界を味わうことができると思います。

 チャールズ・モンロー・シュルツさんの人を見る目に、本当に驚かされます。漫画には、こういう深い笑いが必要です。

 引用したいところはたくさんあるのですが、1つだけ。

 p.232 心理学は、子どもの情緒的問題を親のせいにすることによって、とんでもない間違いを犯したと思っています。(中略)親を責める患者には、こう言うことにしています。「たとえ親のせいでこうなったとしても、それから抜けださないなら、それはあなたの責任ですよ」

 何歳の相手から通用するかはともかく、今、私には欠けている視点でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方・教養
感想投稿日 : 2014年4月3日
読了日 : 2007年11月1日
本棚登録日 : 2014年4月3日

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