私が小学校3年生の時に、多分父親が誕生日プレゼントで買ってきてくれたのが、このエジソンの伝記でした。(出版社は違っていたかも知れません。)それ以来、私は伝記に興味をもつようになり、次第に歴史に興味をもつようになりました。
私の息子はまだ2年生なのですが、かなり字も読めるようになってきたので、思い切って買ってみました。買った当日は少し読んでいたようですが、その後どうかな(笑)。
さて、改めて読み直してみると、エジソンの発明王としての偉大さもさることながら、営業活動の巧みさが印象に残りました。電車の中で新聞を売ることも、自分で鉄道会社に交渉に行き、電車の中で実験室を作ることも、やはり自分で道を切り開いています。何より、大人になってからの数々の発明も、自分でデモンストレーションをしていますが、それも、自分の発明が、どのように役に立つのか、しっかり知らせたいという彼の思いから来ているようです。
何となく、実験が好きな発明家と聞くと、マニアックなおたくのようなイメージがありましたが、どうしてどうして、部下を引っ張っていく人望もあり、自分や物を売り込んでいく営業力も抜群だったことが分かります。
手帳好きの私が一番興味をもったのは、彼がメモ魔で、生涯でノートに3,500冊ものメモを残したということ。私はそのメモの中身を見たわけではありませんが、発明のアイディアだけではなく、アメリカンジョークなどもメモされていて、その解析には2015年までかかるとか。私もメモ取ろうっと(爆)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・伝記
- 感想投稿日 : 2020年4月20日
- 読了日 : 2009年8月29日
- 本棚登録日 : 2020年4月20日
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