神々の山嶺 上 (集英社文庫)

4.19
  • (411)
  • (325)
  • (196)
  • (14)
  • (3)
本棚登録 : 2279
レビュー : 251
著者 :
josuienseiさん 小説   読み終わった 

エベレスト冬季南西壁単独無酸素登頂を目指す愚直な男が、圧倒的な筆力で描かれている。

「著者の全てを出し切った」と著者が巻末で書いているように、正に鬼気迫る内容だ。
一人の登山家の意地、プライド、理想、生きる価値観、山を登ることの意味など、全てを書ききっている。
また、嘗ては登山家を目指し、挫折して今はそれを追う写真家に、読者は自らを重ねて読むのかもしれない。「自分は一流にはなれなかった。ただせめて、一流を側で見ていたい」と。

山岳小説と限定せずとも、間違いなく名著である。

レビュー投稿日
2017年11月14日
読了日
2017年11月5日
本棚登録日
2017年8月7日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『神々の山嶺 上 (集英社文庫)』のレビューをもっとみる

『神々の山嶺 上 (集英社文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする