大沢在昌の短編集。
いろいろなタイプの大沢作品が読めるのはいいんだけど、逆にそれが散文的というか、まとまっていないというか。
後のシリーズ物となる「ジョーカーの選択」とか、幻のSF連作短編「ローズ」など、貴重な作品もある。
一番読み応えのあったのは、一番長い作品「ナイト・オン・ファイア」。
大沢在昌が書く、女性が主人公のハードボイルドはやっぱりいいね。
あと、「カモ」も結構いい味。
こう書いていくと、やっぱり大沢在昌ってエンターテイナーだなぁ、って思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ハードボイルド
- 感想投稿日 : 2015年10月9日
- 読了日 : 2015年10月9日
- 本棚登録日 : 2015年10月2日
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