サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

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本棚登録 : 5633
レビュー : 434
制作 : 柴田裕之 
jubewakayamaさん 歴史・伝承   読み終わった 

予想外に軽くて面白かった。歴史のPhDが一般人向けに書いた歴史人類文化考察という感じ。なんとなく参考書的な装丁で小難しいような前評判を聞いていたが、ところがどっこい大変柔らかく字も大きくてサクっと短いです。まぁ、そこらへんの教科書にのっているような基礎知識は割愛されていて話が早くテンポがよくて読みやすい。主役はサピエンス、本著ではネアンデルタールは別種扱いされているが、今の所はホモ(ヒト属)の基種がサピエンスでネアンデルタールは亜種やと思うんだが、ま、諸説あり。ともかく、著者が生きるユダヤ世界から見ている立ち位置なので日本語への翻訳は大変だったろうと思う、所々原文が気になってしまった(ヘブライは読めんけど)。面白かったのはサピエンスが種として勝ち残った勝因を”虚構を創作する能力”を持っていたと言及しているところ。日本では古事記や日本書紀で書かれているように外来のヤマトが在来の王たちを東征してくときに”嘘”をつける能力が力の差となったのは誰でもしっているが、もしかしたら日本神話はサピエンスに負けたネアンデルタールの記憶伝承なんかもしれん、、、、な〜〜〜んてな妄想を抱きました。文書化したのは和銅5年とはいえ、内容は口承伝承なわけなんだから、実は28万年前の話かもしれん。
下巻が楽しみです。

レビュー投稿日
2017年11月30日
読了日
2017年11月30日
本棚登録日
2017年10月29日
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