本屋でもよく見かけてたし、レビューも良さそうだったから耳読書してみたけど、期待しすぎてたのもあるし、勝手に「Agatha Christie の "And Then There Were None" みたいに、島に招待されたゲスト達がどんどん死んでいくに違いない」と思い込んで聴き進めたところ、最後のほうまで肝心な殺人が起こらなかったあげく(「あれ、いつみんな死に始めるんだろう?」なんて縁起でもないことを考えてた…)、オーディオブックの最後の28分は、この著者の別作品のプレビューだった為、一気にあっけなく終わってしまった感が否めなかった。しかも、最後のサプライズを期待していたのに、ストーリー半ばで犯人の目星もついてしまった…。でも、結果的には一人に殺されたWillだけど、彼を殺すほど恨んでいて、状況によっては犯人の代わりに彼を殺していたかもしれない人が何人もいるというのは、ある意味凄い。ここまで人に恨まれるのも才能か。フルキャストの朗読はかなり良くて、臨場感が出ていたのは良かったけど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Suspense/Thriller
- 感想投稿日 : 2020年12月30日
- 読了日 : 2020年12月30日
- 本棚登録日 : 2020年12月23日
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