熊野古道殺人事件 (光文社文庫 う 1-36)

著者 :
  • 光文社 (1999年10月1日発売)
3.16
  • (3)
  • (1)
  • (26)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 109
感想 : 4
3

補陀落渡海。観音浄土での往生を願い、死を覚悟で小舟に乗って熊野那智から旅立つ儀式。それが現代に再現されると聞いた内田康夫は、嫌がる浅見光彦を誘い取材旅行に出た。熊野詣での古い道を辿る二人が遭遇したのは、南紀山中での奇妙な殺人事件だった。犠牲者は渡海再現で僧に扮する男の妻だという。浅見の不吉な予感をよそに、渡海は決行され…。
というあらすじ。3つの短編小説を合体させて書いた小説だそうです。かなりたくさんのエピソードが詰まった作品と感じました。頭の中を整理しながら読むとおもしろいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年5月4日
読了日 : 2011年5月4日
本棚登録日 : 2011年5月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする