津軽 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2175
レビュー : 200
著者 :
jun0214さん 新書   読み終わった 

戦時中に書かれた、太宰の故郷を巡る紀行文。人間失格などに流れる自己否定というか、暗い感情はそこはかと出ているものの、全体的に明るい語り口で楽しんでいる様子が目に浮かぶ文章でした。
津軽に対する愛情、故郷に対する愛情など、人間臭さがあって非常に読み終わりがよかった。
最後の『さらば読者よ、命あわばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。』がとくにいい。

あと、非常に注釈が多くて驚いた。日本語の表現力を改めて見直すと共に、今の自分の語彙力の無さが情けなくなった。せめて意味くらいわかるようになりたいです。

レビュー投稿日
2014年1月11日
読了日
2014年1月10日
本棚登録日
2013年12月12日
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