この本はまさしくアトピーを治した自分を代弁してくれた本だと思う。
皮膚科でボンボン薬を出されるけど、実は食生活が大事。
私はマクロビオティックで野菜中心の生活を始めました。
ここでも昭和30年代の食事に帰った方がいいと書いてあります。
アトピーで痒いのは、「不適切なものが身体に入ったから排除したい」と体からの警告。
昭和30年以降、西洋的な料理がもてはやされ、卵、肉、油、牛乳を多く摂取してきてしまった。
本当は伝統食の野菜、根菜、魚の和食中心がアトピー体質の人には合っている。
またアトピー体質の人は消化能力が弱く、腸のキメが粗い。
過剰に摂取して十分に処理しきれなかった「余分な産物」が気管支や皮膚に排泄されてアレルギーと呼ばれている。
高たんぱくの肉や卵を摂取しても、自力で分解できなければ、身体に反応で出てしまう。
食べすぎて余分な産物は、
「排泄型」の人は、皮膚と気管支に出る。
「蓄積型」の人は生活習慣病に出る。
毎日の食事で過食状態が続いていると、消化能力に破たんが来て、ついに米にまでアトピーに関与しはじめる。
1 植物油
2 肉、卵、牛などの動物性たんぱく質
3 米と小麦
アトピー性皮膚炎は火事に例えると、油やタンパク質は燃料でもっと燃え盛ってしまう。
この過食がある限り、燃料を与えながら、消火作業する感じで一向に治らない。
魚に含まれるEPA、海草、葉物野菜に含まれるαリノレン酸がアレルギーを鎮める。
ステロイド剤も放水と思って、一気に使う。
弱いステロイド剤やチビチビ使うのは、コップの水で火を消すのと一緒。
短期間で火を消して、沈静化させるのがコツ。
- 感想投稿日 : 2014年11月27日
- 読了日 : 2014年11月27日
- 本棚登録日 : 2014年11月27日
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