レ・ミゼラブル〈1〉 (岩波文庫)

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本棚登録 : 474
レビュー : 42
淳水堂さん 仏蘭西文学   読み終わった 

飢えた家族のためパン一切れを盗んだジャン・バルジャンは投獄され、脱獄を繰り返し、19年の刑期で仮出獄となり、そのまま身分を隠して逃走する。
人を信じられなくなったジャン・バルジャンを神の愛で包んだ神父、男に逃げられ娘のために娼婦になったファンティーヌ、ファンティーヌの子コゼットを預かりいじめるテナルディエ夫妻、コゼットとその恋人になるマリウス、マリウスが身を投じる学生運動家たち。そして逃亡したジャン・バルジャンを執拗に追い続けるジャベール警部。

作者がその時代を書いているので、歴史背景から学生たちの議論、フランス地下道の説明、バルジャンが成功させた産業の説明などでかなりのページを割いていたり、人々の暮らしが読み取れて興味深いです。

小説としても面白くて深い。ラストではバルジャンのあまりのストイックさにボロ泣きしながら読みました。

レビュー投稿日
2010年11月11日
読了日
2010年11月10日
本棚登録日
2010年11月10日
4
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