不眠とうつ病 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店 (2015年8月21日発売)
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なかなかロジカルな切り口で、改めて睡眠を見つめ治すのによい気がした。

P51 ピッツバーグの睡眠質問票
→12点(20171028時点)
P62 ノンレム睡眠で活動が保たれるのはオトガイ筋だけ
p87 慢性の不眠の患者さんには、不眠に対する過度のとらわれが認められる。「今夜は眠れるだろうか?」「眠れないと大変だ、どうしよう」といった不安に満ちたこだわりが日中の不安を高める。眠ろうとする努力がかえって入眠を妨げる。
眠りはリラックスしないと訪れないのに、眠くもないのに寝床に入ったり、眠ろうと努力しがち。その結果ますます目がさえる。→身体化された緊張

p131 不眠症は性格には、「不眠恐怖症」

P167 唯一の休息の機会は眠りですが、その眠りが損なわれていきます。やっと寝付いても、夜中にめを覚まし、過去を悔んだり、取り越し苦労をして、ますます目がさえてしまいます。

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感想投稿日 : 2017年10月28日
本棚登録日 : 2017年10月28日

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