遙か凍土のカナン1 公女将軍のお付き (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 星海社 (2013年11月15日発売)
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騎兵だった日本人青年のところに海の向こうから押しかけてきた可憐な美少女は、コサックの公女だった……と、日露戦争の激戦地から始まる、冒険活劇にしてボーイ(?)・ミーツ・ガール。芝村作品の主人公はいつも思考が明晰で、つねに目標がきちんと設定されていて、それを達成するために必要なこと、切り捨てるものを自分の中で仕分けたら、あとは一直線。その結果がどんな波瀾万丈なことになろうと振り返らない……というあたりが読んでいて気持ち良いのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 軍事・戦争
感想投稿日 : 2013年11月18日
読了日 : 2013年11月18日
本棚登録日 : 2013年11月18日

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