好敵手オンリーワン2 (講談社ラノベ文庫)

  • 講談社 (2012年6月1日発売)
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本棚登録 : 65
感想 : 7
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この話、めんどくさい人間しかいねぇな。

恋愛の話と経営対決の話が分離してる気がする。

主人公攻略においてはむしろビジネスに失敗した方が良さそうで、
(主人公の助けがないとたいてい失敗するとはいえ)
こいつら一体何の為に争っているんだろうとは思う。

というか、前巻の結論は「3人一緒じゃないとケツの毛毟られて死ぬ」だったはずで、
それでもまだ対決とか言ってるバカさ加減はアレ。

今巻の結論も「主人公放置すると泥棒猫が出てきて死ぬ」だったはずなのに、きちんと拘束しないヌルさも感じる。
別の言い方をすると、第三勢力の排除を「主人公のセルフイメージの低さ」に依存してるのはあんまり面白くない。
そのうえ、美少女3人に好意を示されても、
「バイトには任せられない」店長業務をこなしても、それでも自尊心が育たないのは不思議に感じる。

ヒロイン達に頑張って頂いて、もっとこう、真綿で首をしめるかのように束縛して欲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2012年6月6日
読了日 : 2012年6月6日
本棚登録日 : 2012年6月6日

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