行動経済学の逆襲 上 (ハヤカワ文庫NF)

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レビュー : 4
じゅたろうさん 経済   読み終わった 

それまでの経済学の概念ではありえない現実を解き明かすために生み出された行動経済学。生みの親である著者が、その挑戦の人生を面白おかしく語られた自伝とも言えるものです。他の経済学者と違いぐうたらと語る著者は、最初に疑問に感じた学会の常識に、あきらめず愚直に挑戦する芯の強さを発揮されます。その信念が、同じようなことをしている仲間を見つけ出し、一つの成果を形作っていくところまでが上巻の内容になっています。ある程度の権威を得たところで、この世界の常識と向き合うことになるのですが、、、というところまで。
人間が行うことなので、シナリオ通りに功利のみ追求する結果にはならない。それは何故なのか。どうすれば分析できるのか。ヒントは心理学なのか。シミュレーションされた人間は「お金」のみに功利的に振舞いますが、「お金」がすべてではない私たちには当てはまらないものがあるということについて気付かされた部分がありました。

レビュー投稿日
2020年7月6日
読了日
2020年7月6日
本棚登録日
2019年11月17日
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