陰謀の日本中世史 (角川新書)

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本棚登録 : 115
レビュー : 18
著者 :
じゅたろうさん 歴史   読み終わった 

日本の中世に視点を置いて、歴史によくある陰謀論の実際について解き明かされています。鎌倉幕府から北条の世、織田信長そして徳川と豊臣の戦い。その歴史の何故はどのように起こったのか、多くの人が謎を感じる理由についても書かれています。それを理解することで、陰謀論がなぜ出てくるのかが良く分かります。そして多くの人がそれに騙されることも。
歴史の事件は、一部の人間が描いた通りにキレイにたどれるものではありません。多くの人が少ない情報の中で悩み、最後は目を瞑って決断したものの積み重ね。その人間味あるところを、私たちは複雑なので省いてしまいがちです。本書ではそれに対する自己反省を促すことで、現代に蔓延る似非情報から自身の身を守ることを警鐘されています。
しかしながら、そんな情報に踊らされるような人間が読むには、少し難易度が高いかもしれません。それだけ日本中世は複雑だということかもしれませんが、この時代を好きでない人には、少し復習してから読んだほうが良いと思います。

レビュー投稿日
2019年3月7日
読了日
2019年3月7日
本棚登録日
2019年2月8日
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