名作「ゲド戦記」3巻目。ここでいったんは終了、後に4巻そして5巻も書かれましたが。
この世界がおかしくなっている…
王の一人息子アレンは、ロークの大賢人として名高いゲドのもとへ遣わされ、すぐにその人柄を尊敬してゲドに仕えることを望みます。
ゲドもまた、何を探すかも定かでない探索の旅の連れとして、少年アレンを選ぶのでした。
世界の果ての海で筏の上だけで暮らす民族に助けられ、人の世界には現れないはずの竜が太古から得ていた言葉を失い、しだいに狂気にむしばまれていく姿を目の当たりにします。
死んだと言われていた魔法使いクモの仕業らしいと突き止め、生と死の境界を越え…
アレンとホートタウンに行くあたりは映画に近いところがあります。
ただ映画はほとんどそのあたりで対決して終わりだもんねえ…
2時間ほどでまとめるからとはいえ、スケールが小さい。ダイジェストみたいなもんだから〜ぜひ原作も読んでください。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2009年9月24日
- 読了日 : 2009年9月24日
- 本棚登録日 : 2009年9月24日
みんなの感想をみる