大和和紀の懐かしいコミックスを探し出して読みました。昭和53〜54年のミミ3回連載だそうで。黒髪巻き毛長髪の中大兄皇子は情熱的で激しい性格をあらわし、薄茶の素直なウエーブの大海人皇子は優しく寛容、やや地味。さらに中臣鎌足ときたら金髪ストレート!いや銀髪かな…これは主役ではないが美形で怜悧、頭が良いという記号ですね。昔の絵柄なので癖があるけど、少女の心の動きはさすがに上手い〜面白かったですよ。額田は代々神官の家柄に生まれ、あくまで巫女として生きようとする。大海人との間に娘が生まれても皇子のもとへやり、自分は一緒には暮らさない。天智に求められても妃の地位は断るという展開。畏れ憎みながらもどちらかというと深く愛したのは天智?
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2009年9月24日
- 本棚登録日 : 2009年9月24日
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