ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)

  • 講談社 (2014年3月14日発売)
3.59
  • (8)
  • (24)
  • (23)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 188
感想 : 22
4

ハリー・ボッシュのシリーズ14作目。
現代最高のハードボイルドといわれるシリーズです。

ハリー・ボッシュはロス市警本部の刑事。根っからの警官です。
今回は別れた女性エレノアとの間に生まれた娘に、危機が‥!

かって暴動が起きたときに出向いた記憶のある酒店で、中国人の店主リーが殺されていた事件。
みかじめ料をとっていた中国系の犯罪組織「三合会(トライアッド)」の関与が疑われます。
アジア系ギャング対策班(AGU)の中国人刑事チューも登場。
無意識に距離を置いていたボッシュは、「ベトナム帰りか」と偏見を指摘されて、気づかされたり。

有力な容疑者を逮捕した矢先、娘のマデリンを誘拐したという脅迫画像が送られてきます。
エレノア・ウィッシュは香港のカジノで生計を立てており、マデリンはもう13歳に。
ロスに滞在したこともあり、ボッシュにとっては最愛の存在。
香港に飛んだボッシュは‥!?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(ヒーロー)
感想投稿日 : 2015年4月11日
読了日 : 2015年4月11日
本棚登録日 : 2015年1月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする