スコットランドの警察小説、大型新人のデビュー作です。
主人公はローガン・マクレイ部長刑事。
凶悪犯に刺されて1年も休職した後、メンツの入れ替わった職場へ復帰というハンデを抱えた登場。
雨が降りしきるアバディーンの晩秋、花崗岩の建物が並ぶ街で次々に起こる事件に立ち向かいます。
幼児が行方不明になって街は暗い雰囲気に包まれ、容疑者が挙がると今度はリンチの危険が…
コンビを組むワトスン婦警が生きが良くて素敵です。ボールブレイカーという異名を取る腕っ節!?
ミステリを読み慣れている人ならば、さくさくと読める内容です。錯綜する事件の意外な絡み具合など、上手く料理してあります。
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カテゴリ:
ミステリ(ヒーロー)
- 感想投稿日 : 2009年9月24日
- 本棚登録日 : 2009年9月24日
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