トゥルーブラッド第6弾。
ルイジアナ州のヴァンパイアの女王ソフィに招かれて、ニューオーリンズに行くスーキー。
従姉で長く行方不明だったハドリーの遺品を引き取るためで、ハドリーは実は女王の愛人だったという。
(ソフィにすでに一度会っているという話が途中で出て、1巻読み飛ばした?と思う人も多いでしょう)
少女の頃にヴァンパイアになったため、見た目は幼いが、千年も生きているというソフィは威厳がありました。
アーカンソー州の王との結婚を控え、そちら側の面々も訪れていて、緊張感が漂う館。
結婚といってもヴァンパイアどうしのことだから子孫はできないし、普段は離れて住むので、共同統治の契約のようなものだが。
ハドリーはなぜ死んだのか?
ハドリーの部屋の階下に住む大家のアメリアは、快活でチャーミングな女性だが、実は魔女だった。
アメリアが部屋に魔法をかけておいたため、保存されていたのは‥?
アメリアの力を借りて、ハドリーに何が起きたか、調べることに。
虎に変身するシェイプシフターの大男クインが、スーキーに交際を申し込む。
なかなかいい男だが、果たして‥
一緒にいると、なぜか次々にトラブルに巻き込まれてしまう。
誰が何を狙っているのか?
ビルがスーキーに近づいた理由がわかり、スーキーは大ショック。
ビルは思いっきり株を下げます。
でもこれは、きっかけがどうでも、後に本当に愛したということが十分ありうるけどね。
どっちへ転ぶか?わからないダイナミックな展開で、読ませます。
- 感想投稿日 : 2013年1月7日
- 読了日 : 2012年12月16日
- 本棚登録日 : 2012年12月16日
みんなの感想をみる