ウィークエンド・イン・ザ・シティ

アーティスト : ブロック・パーティー 
  • コロムビアミュージックエンタテインメント (2007年1月23日発売)
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本棚登録 : 44
感想 : 10
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 まずは、BLOC PARTYの皆さんに謝りたいと思う。HMVでただ一聴しただけで、このアルバムを買うことをやめてしまったことを・・・

 それ以来、このアルバムを聴こうとは思わなかったのだが、図書館にあったのでレンタルしてみた。一聴してものすごい驚きと感動。こんなにもすばらしい作品だったのか・・・ただ一度、HMVで視聴しただけでこの作品を評価してしまったが余りにも情けなくなった・・・

 UKロックバンド・BLOC PARTYのセカンドアルバム。サマソニでの来日公演で、彼らのステージを一度経験している。そのときはVO兼Gのケリー
がグイグイ引っ張るギターロックバンドという見方だったが、このアルバムを聴いて一変する。単なるギターロックバンドではなく、
U2やColdplayのように世界観のある音楽を奏でるロックバンドであった。アルバム冒頭の#1「Song for Clay」など不規則なリズム感と
前作に比べシンセや打ち込みを多用したサウンドに前作から、より実験色の強いサウンドに感じられる。一方で、#9「I Still Remeber」や#10の「Sunday」は、前作に勢いの満ちた作品にはないメロディアスなナンバーもある。まさに、大きく変貌を遂げたと感じられる。バンドとして更なる進化を遂げている。

 今聴くなら絶対的に2ndがはるかにカッコいい。本当にすばらしいロックアルバムに出会ってしまった・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: UK Rock
感想投稿日 : 2009年2月21日
読了日 : 2009年2月21日
本棚登録日 : 2009年2月21日

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