見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

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著者 :
k-masahiro9さん  未設定  読み終わった 

 問題発見は問題や異常を認知した個人に委ねられるが、解決が個人で背負う必要はない。チームで知恵を出し、対応策が施され、問題が解決すると「緑」に戻る。ラインを停止させなければならない場合には「赤」に変わり、合わせてライン停止の原因(非常停止、ワークなし、満量、ライン異常)も表示される。(p.24)

問題解決のPDCA(p.31)
Problen-finding(問題を発見する)
Display(問題を「見える」ようにする)
Clear(問題を取り除く)
Acknowledge(問題解決を確認する):実施した対策が効果を上げ、問題や異常が解消されたことを確認する

知恵の見える化(p.70)
1、「ヒントの見える化」:どのようなステップ・視点で、物事を考え判断するのかという「考える道筋」を明らかにしたり、経験から導かれたコツを明文化したりすれば、目に見えないノウハウが伝承されることに大いに役立つはずだ。

2、「経験の見える化」:組織としてのさまざまな「経験」を事例<ケース・スタディ>として記録に残し、伝承することも「知恵の見える化」の大きな柱である。

「見える化」の本質は、異常や問題をさらけ出すことによって「なんとかする」という人間の根源的な欲求に働きかけることだ。異常や問題が「見える化」されれば、通常それを認識した人は何とかしようとアクションをとる。
 しかし、アクションをとったからといって、異常や問題が即座に解決される保証はない、それぞれの対策・打ち手が効果的であったのかどうかが検証され、その効果が「見える化」されなければ、問題解決が完了したとは言えない。(p.112)

「見える」ことはあくまで「入り口」だ。それが人間に刺激を与えることで、意識が変わり、新たな行動を誘発する。たんに「見える」だけではなく、「見える」ことがきっかけになり、人間の心の中に何かを育み、それが「見える」前とは異なる思考や行動を生み出すのだ。(p.178)

「見える」ことは、「気づき→思考→対話→行動」という一連の「影響の連鎖」をもたらし、その結果として問題が解決される。(@.180)

効果的な「見える化」のための10のポイント
1、 まず現状の棚卸から始める
2、 「見せたくないもの」「見せられないもの」ほど「見える化」する
3、 「見える」もの、「見せる」ものを絞り込む
4、 鮮度・タイミングを重視する
5、 アナログとデジタルを使い分ける
6、 わかりやすく、シンプルに現場の当事者自身が「見える」ようにし、仕組みもつくる
7、 現場の当事者自身が「見える」ようにし、仕組みもつくる
8、 本当の勝負は「見えたあと」
9、 「見える化」のノウハウを共有する
10、経営トップが「見える化」を牽引する

レビュー投稿日
2018年6月21日
読了日
2018年6月8日
本棚登録日
2018年6月8日
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