都で起こっている事件に、とある理由で首を突っ込もうとする従兄弟。
その理由を知らされずに1人蚊帳の外に置かされた主人公。
そうして付いて行けば、出会ったのは蜘蛛の異形。
あの陰陽師が女性…なのはまだいいのですが、その辺りの説明はなし。
主人公の親の説明もさらっと終了で、そういえば…と
言われて思い出す程度。
という状態よりも何よりも、問題は『姫』のあり方、ですか?
この時代、普通誘われたからと言って
ひょっこり男性の家に尋ねたりはしないかと。
逆はあり、ですが。
しかも顔を見せてますし…その家の品位を問われるので
それはしてはいけない事かと。
妹の心情は分かりましたが、そんな事をこの時代の夫に要求するのは
己よりかなり低い身分を選ばないと無理だと。
それでも、かなり無茶だと思いますし。
いくらファンタジーという設定にしても
突っ込みどころがありすぎです。
とはいえ、話自体は分かりやすくて面白かったです
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Bさんから借りた本
- 感想投稿日 : 2012年4月20日
- 読了日 : 2012年6月23日
- 本棚登録日 : 2012年6月23日
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