大学時代、学部も違う彼らがどこで知り合ったのか。
それは一冊の本がきっかけだった。
一冊の本を犠牲にして知り合った彼ら。
染まってしまった本には茫然としてしまうものがありますが
知り合って間もない人だからこそ、の濃い話?
話を聞いただけで、ここまでですから
今回は安楽椅子探偵状態。
確かに嘘はないし、全て真実ではある。
がしかし…それは確実に現実見てないって事では?!
それを言ったら、今回の下敷きになっている陰陽師。
確かに『式』がそれだったら、話は通じます。
今と違って、下々の者は人というくくりにすらなかったと言われると
全てがきれいに繋がります。
鷹揚にして、上の人達は下の人達に支えてもらっているとは
気が付いてませんから…。
事件よりも何よりも、その説明の方が気になりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年10月17日
- 読了日 : 2013年7月19日
- 本棚登録日 : 2014年7月19日
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