薔薇の戴冠 クラシカルロマン (小学館ルルル文庫 は 2-2)

著者 :
  • 小学館 (2009年7月1日発売)
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本棚登録 : 109
感想 : 19
3

子爵家でお世話になっている主人公は、ある日突然
本当の父親の所へ連れて行かれる。

実はご落胤、という落ち。
簡単に引き取る事にしたののには、王妃に何か考えが?
とか思いましたけど、生前を知っていれば…納得です。
こういう強い女性、好きですw

このまま別れた幼馴染とどうなるのか、と思いましたが
恋愛方面はそうなるのか、という状態。
やらねばならない事も、恋愛もおまけ扱いではなく
きちんと話の筋にあるので、どちらも気になりつつ、で。

主人公の成長がすごかったです。
感情的にならず、すべてを押し込めて…というのは
この年ではきついものがあります。
幼馴染の言葉は、確かに侮辱になるでしょう。
守り、支えてくれるには、幼馴染では
少々不足、でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2018年2月13日
読了日 : 2018年8月17日
本棚登録日 : 2018年8月17日

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