大学には、珍しい苗字で端正な顔立ちの
あだ名『王子』がいる。
ものすごい空気を読まないわ、発言がすごいわ…。
それもこれも、理由があって~という状態です。
連続短編で、尻切れトンボで終わっている謎もあり
解決は? と思っていたら、最後に…という。
驚きというか、ミステリーの犯人はまさかの~ですが
これほどまさかな人物が出てくるとは!
そもそも、最初は緩い、というべきか
『事件』ではなかったですし。
2話目の姉弟では、思ったように思考を導かれ
後で修正する事はできました。
3話目は、厳しい家でよくありそうな事件ですが
媒体が色々あるのに、危機感がないんだな~と。
そして最終、全てが詰まった4話目。
2話と3話をきれいにまとめ上げてくれました。
いやでも、こういうの、います。
すべての責任を周囲に、というのも凄いですし
どうでもいい執着もすごいです。
思考回路、お花畑主人公、でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
そう読まないかも人
- 感想投稿日 : 2018年6月11日
- 読了日 : 2019年2月17日
- 本棚登録日 : 2019年2月17日
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