陰気で、友人も恋人もいない史代は、周囲からダメ教師のレッテルを貼られ敬遠されている。そんな彼女の生きがいは、ちまたで有名な幽霊「紅蓮女」の変装をして人を驚かすこと。怪奇スポットや自殺の名所を徘徊し、その場に居合わせた人々を怖がらせることに喜びを感じていた……。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男――徘徊先で遭遇する事件に紅蓮女が立ち向かう。
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作家さ~
- 感想投稿日 : 2011年7月29日
- 本棚登録日 : 2011年5月28日
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