税金で買った本(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社 (2021年12月20日発売)
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本棚登録 : 1932
感想 : 91

利用している図書館は、もちろん税金で買った本である。
だが、本が好きだから利用していて税金で買って…とか思ったこともなかったなぁ…などと感じながら借りている。

これは、図書館お仕事漫画である。
まだ知らない決まりごとや利用者さんとのやりとりなどわかりやすく描かれている。

実際このコミックではヤンキーの石平くんが、10年前に借りていた本を返さず長期延滞となっていた。
小学生の時に借りたまま、それから引っ越しして本などすっかり忘れていた。
もちろん手元になく、新たに同じ本を購入して弁償することになる。

そこから図書館員さんと少なからず顔見知りとなり、バイトで勤務するまでになる。

破れた本の修理は、本専用のテープで修理する必要があるからむやみに自分で家のテープでしないでほしいとか、いちばんキツいなぁと感じたのは、やはりすご匂いがついた本だろう。
絵本だと落書きや破損などけっこう目にするが、小説で臭いと借りる気がしないよなぁとなる。

税金で買った本ということは、その町の財産なんだから丁寧に扱うべきだろうなぁと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月18日
読了日 : 2022年9月18日
本棚登録日 : 2022年9月18日

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