8つの短編集。
最後に驚かされるこの不快な感じは何だろう。
ぞわりとするのは、あり得ないと思う気持ちかそれとも別の恐怖なのか、いや人間のすることだからなくはないと思った方がいいのか。
とにかく泥沼にハマった感じで、読み進めなけば何もできない状態に陥ってしまった。
「彼の名は」
ジェンダーとか言うより、あり得ない名前だわ。
太郎、素直に(たろう)であってくれ。
「有情無情」
何もしなければよかったのか。
「わたしが告発する!」
ラスト一行の「詰みました」それ以外に言うことなし。
「君は認知障害で」
唯一、父の心情を感じた。
「死にゆく母にできること」
恨みしか残らないのは許せないということか。
「無実が二人を分かつまで」
えぇー、最後の奥の手も使えずだとは。
「彼女の煙が晴れるとき」
小学生だったとは。
「花火大会」
スマホ⁉︎にいた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年7月5日
- 読了日 : 2024年7月5日
- 本棚登録日 : 2024年7月5日
みんなの感想をみる