さわらびの譜 (単行本)

著者 :
  • 角川書店 (2013年10月1日発売)
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扇野藩シリーズ 第2作目

扇野藩の弓術師範は、20年前から、大和流の磯貝八十郎が務めている。

有川家が伝える弓術流派は、日置流雪荷派である。

勘定奉行である、有川将左衛門には、二人の娘がいた。将左衛門は、長女の伊也に、弓術の天稟を見出し、6歳から、稽古を付けた。18歳の今では「弓矢小町」と評判されるようになった。

その年の正月に行われた、弓術奉納試合に、日置流雪荷派として出場した 伊也は、一矢の差で、大和流四天王の一人、樋口清四郎に負けた。

試合に臨む清四郎の清々しさに、その日以来、心を奪われた伊也であったが、
ある日、妹の初音に、その清四郎との縁談が舞い込んできた。

庶兄の新納左近は、藩主晴家の乱行を諫言したが、それが、思わぬ波紋となって、伊也、初音姉妹。そして、清四郎に降りかかって来る。

「我が想いは一筋の矢の如し、届けーー!」
藩に正義を取り戻すため、伊也が射る、千本の矢が、邪を祓う!

最後は、伊也、初音姉妹、清四郎、左近、将左衛門。全員、落ち着くところに落ち着いて、大団円。

今回も、泣かせてもらいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年8月16日
読了日 : 2021年8月16日
本棚登録日 : 2021年8月16日

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