短歌
読み終わった
2009-11-13T02:01:25+09:00
「愛を想う」ことっていうのは、陽だまりのようにあたたかく、ついうとうと眠くなってしまうとだけ思っていたのだけど、ぼっかり空いた穴にはまらない寂しさみたいのも伴う、と思った。この東さんの60首の愛の歌には、相手よりももっと向こうにある漠然とした何かに向かってる気がして、そのもっと向こうの何かってその実自分の影かもなって思うと、ぼっかりついでにまた寂しくなる。とても好きだ。
- レビュー投稿日
- 2011年3月3日
- 読了日
- 2009年11月13日
- 本棚登録日
- 2009年11月13日