馬鹿女なのよ、私。
パパとママに会いたくて田舎出たんだけど、何だか分かんない内に、エロ爺どもにいいように丸め込まれて、気付いたらピンサロで働いていたわけ。
苦悩?
そんなものないわよ。みーんな一緒よ。
それだけが世界だと思ってたから。
世界は回っているの。その先には宇宙だってあるのよ。
それでいいじゃない。
ただそれだけ。
ところで、次も指名してくれたらあんたにも又会えるわ。わかった?次も指名しなさいよ。えっ?嫌なの?ならそれでもいいわ。あんたにはまた絶対会うから。怖いって言うの?
怖く無いわよ。それが世界だもの。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文藝
- 感想投稿日 : 2011年2月27日
- 読了日 : 2009年7月16日
- 本棚登録日 : 2009年7月16日
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