嘉悦大学情報メディアセンターさんの感想・レビュー

最後のストライク: 津田恒美と生きた2年3カ月 (幻冬舎文庫 つ 3-1)

著者 : 津田晃代

• 幻冬舎 (1998年6月1日発売)

内田和夫先生推薦

プロ野球セリーグ。広島カープがめっぽう強かった時代。どんな打者にも直球一本勝負の炎のストッパーがいた。その名は津田恒美。だが、29歳の若さで悪性の脳腫瘍に倒れてしまう。学生の晃代さんがバイトでコンパニオンとして出向いたホテル。そこでは投手津田と出会う運命が待っていた。やがてプロ野球選手の奥さんに。一行一行に切迫感ある愛情が溢れる。二十歳代だから書けた愛の手記だとおもう。

感想投稿日 : 2010年11月8日

本棚登録日 : 2010年11月8日