南の子供が夜いくところ

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本棚登録 : 839
レビュー : 168
著者 :
kai-souさん 恒川光太郎   読み終わった 

これまでの日本的なほの暗さを感じさせる作風から、舞台を南国へと移して色が変わり新鮮でした。
湿り気のある南国の空気、悠久の時を刻み続ける煌めきや物悲しさ。
時空間を超越した物語の数々は読み進める度に奥行きを広げていく。
それぞれのお話の中にリンクする所もあり、沢山の夢を見ているような気持ちになりました。
『紫焔樹の島』と『まどろみのティユルさん』がお気に入り。
最終話のおぞましい夜の闇や絶望を、読み手に最後に光を感じさせて幕を下ろす所も好きです。
ある話で【オン】の文字が出てきて何故か心が温かくなりました。
続編希望。

レビュー投稿日
2013年3月2日
読了日
2013年3月2日
本棚登録日
2013年3月1日
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