首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2016年11月28日発売)
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感想 : 464
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勝手に長編だと思っていたので、
読み終わった時はあれ?と驚きましたが、
短編集でなんとなく繋がりを持たせてみた…
って感じの作りだったのですね。
それだと納得(^-^)

殺人鬼なのか泥棒なのか、
良い人なのか悪い人なのか、
そんな男・黒澤がそれぞれの話に出てきます。
「僕の舟」と「合コンの話」が特に気に入ってます。
伊坂さんの話の登場人物は、特に個性的という程ではなく
普通にその辺にいそうなキャラなのに、
何故か印象深く残る人が多いような気がします。
この本も、また少ししたら登場人物達に
無償に会いたくなって読み返しそうな予感。

ところで、山家清兵衛さんって
実在の人物だったのですね!
知らなかった〜

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ┣伊坂幸太郎
感想投稿日 : 2016年12月10日
読了日 : 2016年12月11日
本棚登録日 : 2016年12月1日

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