悟浄出立

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本棚登録 : 1520
レビュー : 280
著者 :
taaaさん ┣万城目学   読み終わった 

一度は聞いたことのある中国文学。その脇役に着目し書かれたサイドストーリー。
私は四面楚歌(以前『項羽と劉邦』を読みました)の物語が好きで、虞美人の視点から描かれた話が切なく一番良かった。後、印象に残ったのは最後の司馬遷と娘の話。
この物語は脇役を中心とした想像の物語だが、こうやって現代風に書かれていると中国文学というのは本当に面白い。学生時代は漢文が苦手だったが…若い頃分からない世界でも、大人になって面白くなる物は多いな。
万城目さんの普段の素っ頓狂なお話は大好きだが、こういった文章も書かれるのだなぁと感動した。

ちなみに最初の『西遊記』の沙悟浄を主役にした話は完全に岸部シローと西田敏行に変換(沙悟浄の言葉は関西弁に(笑))されていたし、次の『三国志』は頭の中で人形劇三国志の人形が演じていた(笑)

レビュー投稿日
2014年8月26日
読了日
2014年8月26日
本棚登録日
2014年8月12日
14
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