猫を抱いて象と泳ぐ

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本棚登録 : 3761
レビュー : 727
著者 :
taaaさん ┣小川洋子   読み終わった 

唇がくっついた状態で産まれてきたからか、無口で空想の象と壁に挟まった少女のミイラだけが友達だったリトル・アリョーヒン。ある日、回送バスに住む巨体のマスターにチェスを教えてもらい、どんどん世界が開けていく。
無口だけれど、チェスの盤上で広大な表現を繰り広げられる職人的な姿が誠実さと堅実さを醸し出し素敵だった。マスターやミイラや様々な人との絆もまたチェスによって固く結ばれていて、チェスという小さな存在が与える大きな力を感じ、えらく感動してしまった。最後は少し切ないけれど、チェスが人々を幸せにするお話と言って良いと思う。

レビュー投稿日
2014年12月21日
読了日
2014年12月21日
本棚登録日
2014年12月7日
8
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