二千七百の夏と冬 (上) (双葉文庫)

  • 双葉社 (2017年6月15日発売)
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本棚登録 : 813
感想 : 53
3

現代で見つかった縄文時代の人骨。
縄文時代と現代が交互に描かれていく。

縄文時代の描写がまるで実際に
行って見てきたかのような臨場感で、
縄文時代の人間が使っていた言葉や行動、
思考をすんなりと受け入れている自分がいた。
本当にこんな言葉を使っていたのかも。
と思わせる作者の構成が素晴らしいと思った。

見つかった人骨と縄文時代の主人公が
どう結びつくのかが気になる。
下巻に期待。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他>あ行
感想投稿日 : 2018年1月21日
読了日 : 2018年1月19日
本棚登録日 : 2017年7月10日

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