ぼくは戦争は大きらい: やなせたかしの平和への思い (小学館クリエイティブ単行本)
- 小学館クリエイティブ(小学館) (2013年12月17日発売)
本棚登録 : 196人
感想 : 30件
終戦から68年たって、戦争を体験した人々がどんどんいなくなる中で、戦争体験者の話というのはやはり貴重で後世に語り継いでいかねばならない物だと思う。
戦争体験者の中には悲惨な戦場を体験した人、捕虜になって死に直面した人、やなせさんのように運良く大きな戦場に行く事もなく復員した人もいるだろう。しかし、どの体験をとっても言える事は、戦争は繰り返してはいけないということ。今生きている人それぞれがちゃんと考え心に留めなければいけないと思う。無関心が一番怖い。
やなせさんのこの本は、子供でも理解できるくらいやさしい口調で書かれており、短い文章で気軽に手にできると思うので、多くの人に読んでもらいたいです。
──戦争を語る人がいなくなることで、日本が戦争をしたという記憶が、だんだん忘れ去られようとしています。人間は、過去を忘れてしまうと同じ失敗を繰り返す生き物です。(「はじめに」より)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
*児童書・動物
- 感想投稿日 : 2013年12月23日
- 読了日 : 2013年12月23日
- 本棚登録日 : 2013年12月18日
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