英国といえば「幽霊好き」。
ロンドンのゴーストマップや、ゴーストツアーはつとに有名ですが、本書はロンドンだけではなく、英国全体を網羅しています。特に、民衆に語り継がれている王侯の幽霊に絞られています。
元々幽霊が好きな国民性ではあるのですが、王侯に関する幽霊譚のほとんどが、「民衆の不満」を代弁する手段として使われたようです。
が、幽霊の目撃例がかなり信憑性が高いのも事実であり、ただの噂話としては切り捨てられないのがまた魅力的。
初めて英国に旅行した後で読んだのですが、先に読んでおけば良かったです……。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
英国関係
- 感想投稿日 : 2012年5月3日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年5月3日
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