3作の短編集。
互いに裏切り合う母娘が、しかしそれゆえに親子として信頼を深める。
空気が読めない風を装う祖母を少しうとましく思っていた家族が、色褪せた1通の手紙を機に、許し、打ち解ける。
目覚まし時計の音が怖くて、設定した時間よりも先に起きてしまう臆病者の男女が、互いの存在をきっかけに、「愛」という字が何を意味するのかを考える表題作。
読みやすい割には、内容は濃くて面白かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月15日
- 読了日 : 2023年1月15日
- 本棚登録日 : 2023年1月15日
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