推理小説というとに、何か暗い印象がありました。
「名探偵コナン」というアニメが、その既成概念を打ち破ってくれました。
海外の小説では、「ココとヤムヤム」が登場する「猫が***」シリーズも、
暗さがないことに気がつきました。
その後、三毛猫ホームズシリーズを本格的に読み始めたので、軽妙なところが気に入っています。
人が何人亡くなっても、重苦しく感じさせない描写方法にいところがない。
三毛猫ホームズの超能力ともいえる行動、
晴美さんの力強さ、明るさ、前向きなところ、
片山刑事の何も考えないように見えるところ、
石津刑事の食べるものしか考えないところ。
絵画、音楽の話題とともに、女性に関する話題も多い。
道具だてがそろっています。
片山刑事は女性恐怖症と三毛猫ホームズの設定で、今回も、結婚にまつわる事件があります。
三毛猫ホームズの名騎手
三毛猫ホームズの夜ふかし
三毛猫ホームズの幽霊城主
三毛猫ホームズと愛の花束
の4作品が入っています。
登場人物に女性が多い、のはなぜだろう。
追記:
三毛猫ホームズを全巻読んで、2度目を読んでいます。
晴美さんと猫のホームズが主人公だということがよくわかりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
赤川次郎
- 感想投稿日 : 2011年8月12日
- 読了日 : 2009年9月12日
- 本棚登録日 : 2011年8月12日
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