エンゲルス以来,数式を解いて,問題解決したような気になっていた経済学に、
社会制度そのものが経済学の課題であることを示した古典的書籍。
経済の数字だけを追いかけても,なかなか見えてこない課題を、
大企業と社会主義の共通の枠組みを模索している。
経済学的方法と社会的認識の性格についての付論というのがあることからもわかる。
文庫になって、上下に分かれている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済事情
- 感想投稿日 : 2011年12月10日
- 読了日 : 2010年12月10日
- 本棚登録日 : 2011年12月10日
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