赤川次郎ワンダーランド (徳間文庫 105-5)

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感想 : 2
5

対談あり,短編あり,読者の感想あり,
「ワンダーランド」というのにふさわしい、
手作り感満載の情報本。

1983年に刊行。
問題小説スペシャル ルパン「赤川次郎読本」から
「待てばカイロの盗みあり」を除いて文庫にしたものとのこと。

「標的」という短編がある。
殺しを依頼された相手は素人の若い女性。
狙うが何度も失敗する。
女性から,依頼者は父だと告白される。
女性が父を狙うのを助ける。
最後は女性を殺してしまう。
最後は2人で逃避行というのはロマンチックすぎるのでしょうか。

対談あり,5人の愛好者の会の方々との談話あり,
赤川次郎愛好者必須の資料。

後書きに
1 永井夕子と宇野警部
2 三毛猫ホームズ
3 泥棒と女刑事の夫婦
4 大貫警部と井上刑事
5 吸血鬼の娘エリカ
について紹介している。
マザコン刑事
第9号棟の仲間たち
こちら団地探偵局
は名前だけ紹介。

その後、まだまだ系列物を出しているので,すごいとしか言い様が無い。

一度、お勧め度の順番付けをしてみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 赤川次郎
感想投稿日 : 2011年10月2日
読了日 : 2011年10月2日
本棚登録日 : 2011年10月2日

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